研究課題
若手研究
主にマニピュレータの省エネルギ化を目的として,機構的に負荷荷重を補償する荷重補償機構が古くから提案されてきた.近年では,負荷荷重の変動へ適応することはこの分野の重要な課題として捉えられており,手動または専用のアクチュエータにより適応する機構が提案されている.本研究では,荷重補償機構に差動機構を組み込むことで,マニピュレータを駆動するためのアクチュエータの動力を利用して補償荷重を調整する機構の開発を目指す.