研究課題
若手研究
食品の冷凍保存技術は,低温にて微生物の増殖が停止することや化学反応進行が遅くなることを利用している。この冷凍保存時において,有害な微生物を滅菌できるならば,我々の食への安全はさらに保障され,食品保存期間の延長も期待される。本研究では,冷凍および電界を用いた固体食品の低温殺菌技術の開発を目的とし,氷や食品を模擬した固体表面および内部の冷凍電界殺菌実験を実施する。そして,得られた知見から冷凍電界殺菌の高殺菌条件やその殺菌機構を検討する。