研究課題
若手研究
ダイヤモンド半導体は、次世代のパワーデバイス半導体材料として期待され、これまで50年以上世界で精力的に研究されているがいまだに実現に至っていない。理由の一つとしてイオン注入での不純物ドーピングによるp型、n型の電気伝導制御ができていないことが挙げられる。本研究では、イオン注入したダイヤモンド中の結晶欠陥や注入した不純物の化学的結合状態を詳細に調べ、電気的活性化を阻害する原因とその改善方法を明らかにし、イオン注入によるダイヤモンド半導体へのドーパントドーピング技術を確立させる。