研究課題/領域番号 |
23K13420
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
河瀬 理貴 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 助教 (00943771)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 人道支援物流 / 需給制御 / 最適制御理論 / 最適化数理 |
研究開始時の研究の概要 |
人道支援物流の方法論の多くは,救援物資の「供給」を制御することで被災者の「需要」に応える単一方向的なアプローチである.しかし,発災後の供給資源不足のため,供給制御だけでは需要を満たせない状況も少なくない.この問題に対して,本研究では,供給制御の限界を被災者の物資調達行動(需要)で補う双方向的なアプローチを提案する.この双方向的な制御手法を「需給制御」と名付ける.ただし,救援物資の供給制御と異なり,需要の数量制御は被災者個々の便益を損なう.そこで本研究では「数量制御」と被災者の物資調達行動を促す「インセンティブを付与した制御」を組合せ,被災者個々とシステムの双方に望ましい需給制御を構築する.
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