研究課題
若手研究
本研究では、大規模交通調査における、1) 交通行動の時間や移動の間隔などの回答内容に着目して調査への関心度を測る指標の開発、2) 指標を用いて母集団を確率的に推定し、現在と将来の交通量を区間推定する手法への応用を目的とする。関心度が高い回答者をより正確に回答しようとする者とみなし、このような回答者を重視した母集団推定によって交通量を区間推定する手法の構築を試みる。交通ビッグデータとの比較検証を行い、大規模交通調査における交通行動の抜け落ちや回答者による非標本誤差の低減可能性に関して知見を収集する。