研究課題
若手研究
本研究は、コンクリート建築物の長寿命化を目的として、コンクリート表面の耐久性低下に影響を及ぼす可能性がある要素に対する評価とそのメカニズムを解明する。具体的には、環境配慮型建築材料として使われる混合セメントおよび普通セメントを使わないアルカリ活性セメントを対象として、コンクリート構造物が受けられる実環境を想定した乾燥および再湿潤環境下での微細的な水分の移動と微細構造変化の関係性のメカニズムを解明し、コンクリートの耐久性に及ぼす影響を評価する。コンクリート構造物の長寿命化に対するデータベース構築に取り組むことから、持続可能な社会の構築とカーボンニュートラルの実現に貢献することをゴールとする。