研究課題
若手研究
ベンチュリ管式微細気泡発生装置を構築し、船舶由来の排ガスに含まれるCO2やブラックカーボン微粒子を処理する性能について試験計測する。高速度カメラを用いて、発生する微細気泡の様子を詳細に記録するとともに、処理能力と微細気泡の相関をデータとして蓄積する。他方で、当該装置によるガス処理能力を解析するための数値モデルを併行して開発する。開発した数値モデルによる予測値と試験計測結果による比較検討を繰り返すことで、ガス処理装置の設計に資するリソースとして海事産業に貢献することを目指す。