研究課題
若手研究
蓄電池開発を飛躍的に加速させるためには,充放電反応(正極・負極での酸化還元反応)に伴う局所構造変化の原子レベルかつ動的な理解が必要不可欠である.本研究では,(i)方位制御が容易な単結晶もしくは高配向性の試料,(ii)反応箇所の制御を可能にする特殊試料ホルダー,(iii)原子分解能電子顕微鏡を組み合わせた独自の手法を構築し,蓄電池電極材料の酸化還元反応に関する原子レベルのその場観察技術を確立することを目的とする.