研究課題
若手研究
本研究は、アルミニウム合金溶湯への流動の付与が凝固組織の形成に及ぼす影響を明らかにするため、白色光とX線を用いて溶湯の表面、内部および坩堝/溶湯の界面における金属アルミニウム、金属間化合物および共晶組織の晶出と成長の素過程を観察する。流動付与による金属間化合物の偏析(偏在化)過程を明らかにすることにより、金属間化合物を高効率に除去できる溶湯の撹拌条件を決定し、溶湯の流動制御によりアルミニウムの精製効率が向上することを実証する。