研究課題
若手研究
人口減少に伴う製造業の人手不足が叫ばれているため、人手をかけないプロセス設計方法論に大きな期待が集まっている。これまでの化学工学的方法論では、ラボ実験でスケーリング則、相関式を構築したうえで、実際のプロセス設計を行い、それに加えて数値シミュレーション技術が活用されてきたが、社会的要請によってこの方法論をより高速化、省人化することが求められている。本研究では、プロセス設計をより省人化、迅速化するために、プロセス設計にシミュレーションと多目的最適化を組み合わせ、さらに実験結果との摺り合わせをデータ同化で行う方法論を開発し、新しいプロセス迅速設計方法論を開発する。