研究課題
若手研究
二酸化炭素の実質排出量をゼロにするため、白金をはじめとする希少元素の代替触媒開発が必要である。M-N-C構造が有望だが、既存の作製手法では反応効率が低い。本研究では、グラフェンナノリボンの合成手法を用いることでM-N-C構造を高密度に持つ触媒作製技術を確立することを目的としている。この技術の達成により、効率的な触媒開発プロセスが構築され、既存触媒の5倍以上に高性能な代替触媒が創出され、持続可能な社会の実現に貢献することが期待される。