研究課題
若手研究
社会のデジタル化に伴い,磁気記録媒体の更なる高密度化が求められているが,磁性材料の作製,加工,磁気異方性確保の困難さが問題となっている.磁気異方性が低いと,記録した情報が保たれず,消失してしまう.本研究では,形状磁気異方性が利用できる磁性ナノ粒子直列体に着目し,「次世代磁気記録媒体であるビットパターンメディア応用可能な磁性ナノ粒子直列体集積構造の常温付近大気圧中での作製は可能か」を学術的「問い」とし,直列体作製と高密度集積構造作製を行う.