研究課題
若手研究
様々な形状のビームが出射可能なレーザーは、ロボットや自動車の自動運転の実現のための光センシングLiDARを筆頭に、多岐に渡る分野において重要である。従来は、半導体レーザー外部に、複数のレンズ等を組み合わせることで様々な形状のビームを出射しているが、デバイスサイズ・信頼性などに多くの課題がある。本研究では、申請者らが提案・実証してきた、高出力・高ビーム品質な出射方向制御が可能な「複合変調フォトニック結晶レーザー」において、目標の出射パターンの逆フーリエ変換に基づいて各格子点の変調位相を設計することで、様々な形状のビーム出射を検討し、高出力な動作の実現をも目指す。