配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究開始時の研究の概要 |
高分子材料にとって分子量分布は物性を左右する最も根幹のパラメータである. 特に結晶性高分子の場合, 分子量分布の形状を変化させることによって, 力学物性を千差万別に制御できることは経験的によく知られている. しかし, 結晶性高分子は複雑な結晶構造を形成するため, 分子量分布の形状の違いが力学物性に与える影響は正確に理解されていない. 本研究では, 特定の分子量成分のみが重水素化されたモデル試料を用いて, 変形過程におけるin situ赤外・ラマン分光測定を行い, “各分子量成分がどのように力学物性に影響しているのか”という高分子科学の長年の疑問を明らかにする.
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