研究課題
若手研究
RNAの化学修飾は約150種類あると言われており、トランスクリプトミクスとプロテオミクスの橋渡しをする新たな遺伝子発現制御層「エピトランスクリプトミクス」として近年生命科学や医学分野で注目を浴びている。しかしながら中枢神経系におけるエピトランスクリプトミクス制御の役割に関しては、適用可能な分子ツールが未発達であるため未開拓な部分が多い。本研究課題では、RNA化学修飾を制御可能な分子ツールを改良・実装することで、非コードゲノム領域から転写されるRNAの化学修飾が神経機能に与える影響の一端の解明を目指す。