研究課題
若手研究
日本(特に本州)におけるダイズ栽培は梅雨時期と重なるため湿害を受けやすく,収量が安定しない.ダイズの生育と土壌水分との関係はこれまで多く研究されてきたが,実際の圃場条件下で圃場内に不均一に発生する湿害を評価する手法は確立されていない.本研究は近年作物生育の評価に広く用いられているドローン(UAV: Unmanned Aerial Vehicle)を用いて,ダイズの生育と土壌水分条件を評価する手法の開発に取り組む.それらの圃場内における不均一性を逆手にとり多様なデータセットを構築し,ダイズ湿害の定量的モデルの開発を行う.