研究課題
若手研究
「分蜂」は、ニホンミツバチが自然下でコロニー数を増やす唯一の手段である。事前調査により、1コロニーあたりの平均分蜂回数が、ここ20年で増加傾向にあることが示されたが、分蜂回数の増加はミツバチの存続に必ずしも有利であるとは限らない。本研究では、全国のニホンミツバチ飼育者から多量のデータを収集し「分蜂回数が増加した要因」および「分蜂後のコロニー生残率」について検証する。これらの結果をもとに、ミツバチの集団動態の将来予測のため、長期変動モデルを構築する。