研究課題
若手研究
日本の森林は、特定の植物群落にのみ出現する種群「標徴種」とその組み合わせ(種組成)によって200種類以上の「森林群集」に分類される。これらの森林群集は今後の気候変動によって分布が変化すると考えられている。さらに、気候変動に対する植物の応答のタイミングや方向、大きさは、植物種ごとに異なると考えられる。そのため、気候変動とともに森林群集は分布だけでなく、種組成も変化する可能性が高い。本研究では、気候変動による日本の森林群集の分布変化と種組成の変化を分布予測モデルを使って明らかにする。