研究課題
若手研究
調理済み食品や調理家電の利用等の食の外部化は、食生活上の負担やストレスの軽減手段と位置づけられてきたが、一部の家事労働研究では、家事の外部化が必ずしも消費者の家事負担を減らさなかったことが示唆されている。そこで本研究は、食生活上の負担を真に軽減する方法を検討するために、食生活にはどのような負担やストレスが存在するのか、今普及しつつある様々な食の外部化商品はそれらにどのような影響を与えているのかを、その理由や背景も含めて詳細に明らかにすることを目的とする。そのために、家事労働や生活経営に関する文献調査、食生活相談職業従事者へのインタビュー、消費者インタビュー・アンケートを実施し分析を行う。