研究課題
若手研究
水産改革において、新しい水産・海洋産業を形成するためには、漁業者の行動分析モデルが必要とされる。本研究では、情報共有による漁獲行動の協働化が水産業の持続性を改善するかを明らかにするため、理論・実証の両面から研究を行う。気仙沼近海延縄船団を対象に、漁業者の行動や経済的成果に情報共有が与える効果とそのメカニズムを解明することで、持続的な水産業の提言が期待される。船団内での明示的な情報共有のデータを分析することで、情報共有の効果を測定することが可能である。