中山間地域におけるステークホルダー型農業経営の成立条件と地域維持効果の実証的解明

• 研究課題/領域番号: 23K14032
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分41020:農業社会構造関連
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 小川 景司 神戸大学, 農学研究科, 助教 (80964006)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 中山間地域 / ステークホルダー型経営 / 大規模水田作経営 / 土地利用型農業

研究開始時の研究の概要

本研究は、中山間地域におけるステークホルダー型農業経営（＝地域の多様なステークホルダーへの価値提供を高め、ステークホルダーから継続的に支援や資源を得ることで、地域との共存・共栄をはかる経営モデル）の有効性を実証的に示し、その推進に向けた施策の検討に資する知見を得ることを目的とする。事例分析・統計分析を組み合わせた実証分析により、以下の2つの課題に取り組む。
1.立地条件、事業内容、経営資源、地域課題に応じた、ステークホルダー型農業経営の成立条件の解明
2.多面的指標(e.g.農地の維持、生活環境の向上、農業後継者の確保等)によるステークホルダー型農業経営の地域維持効果の検証