研究課題
若手研究
人口と耕作者が減少する社会縮減下の条件不利地において,水利・基盤の条件の不良な農地も含めた広大な農地を集積する中核的水稲農家の収益性を担保する方策として,大規模農機の導入等によって新たな体制が構築されつつある収量低減リスク対策の集団化(病虫鳥獣害に対する集団防除)に焦点をあてる。収量低減リスク対策の集団化の実態,集団的な収量低減対策への農地所有者の選好,収量低減リスク対策の担い手となりうる条件の段階的解明を目的とする。