研究課題
若手研究
遺伝子発現量を高精度で予測する機械学習法「ゲノミクスAI」が開発され、数万塩基のDNA配列パターンから組織ごとの発現量予測が可能となったものの、ゲノミクスAIの予測機構がブラックボックスであるという課題が残る。本研究では、申請者が最近報告した非翻訳RNAに特化したゲノミクスAI(MENTR法)のリバース・エンジニアリングによって予測根拠のブラックボックス解明に挑む。これにより、従来法では困難だった非翻訳RNAの転写予測がMENTR法で可能になった理由の解明を目指し、次世代型MENTR法の開発につなげる。