研究課題
若手研究
飛行動物は力学的な制約により、空気の抵抗が小さい流線型の外部形態を獲得したと考えられている。その反面、流線型ではなく、突起状の形態を持つ飛行動物は多く知られる。突起は空気の抵抗およびエネルギー消費を急激に増やすことで移動コストになりうる。このように通説的に考えられてきた一方で、実証を伴わないことが問題視されている。そこで、流体力学実験と野外行動実験で、突起形態の機能およびコストを明らかにする。