研究課題
若手研究
訪花昆虫に付着している花粉を判別することで、訪花昆虫の訪花の履歴や植物種の依存割合を知ることがでる。しかしながら、花粉形態からの植物種の同定は専門的な知識が必要で困難である。そこで、花粉判別AIを構築することで、誰でも容易に花粉の判別を行うことができようになる。この構築したAIを用いて、体表に付着した花粉量も考慮した複合的送粉ネットワークを解明する。このネットワークから農作物と周辺環境の往来や訪花昆虫の行動圏が明らかになり、訪花昆虫を維持する下草管理や周辺環境保全についての一助になる。