研究課題
若手研究
睡眠・覚醒リズム等を規定する生得的な約24時間周期のリズム(概日リズム)は、光が朝に曝露されると朝型化(位相前進)し、夜に曝露されると夜型化(位相後退)する。光が曝露されるタイミングと、概日リズム位相が変化する方向(前進/後退)・量(時間)の関係性は位相反応曲線(PRC: phase response curve)として表されるが、これまで確立されたPRCは主に若年成人を対象として調査されたものであり、子どもや高齢者など他の年齢集団においても当てはまるかどうかは不明である。本研究では、子ども・若年成人・高齢者それぞれにおいてPRCを調査し、年齢差があるかどうかを明らかにする。