研究課題
若手研究
薬物は、薬物代謝酵素によって分解・代謝されることで体外へと排出されるため、薬物代謝酵素の発現変動は薬効や副作用などに大きく影響する。よって、薬物代謝酵素の遺伝子発現調節機構の解明は、医薬品研究開発において非常に重要である。しかし、薬物代謝酵素の薬物基質による転写誘導・制御機構には未だ不明な点が多く残されている。本研究では、ビタミンDによる遺伝子発現調節機構を解析することで、薬物代謝酵素の薬物基質による遺伝子発現調節の詳細な分子機構の解明を目指す。