研究課題/領域番号 |
23K14416
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
|
研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
澤井 円香 国際医療福祉大学, 福岡薬学部, 助教 (60907731)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 敗血症 / ジヒドロピラジン / 糖化産物 / TLR4 |
研究開始時の研究の概要 |
炎症反応機構の一つであるTLR4シグナルは自然免疫応答に重要な役割を果たす一方で、過度の活性化により致命的な臓器障害を引き起こす。特に、世界における死因の5分の1を占める敗血症もこのシグナルを介して多臓器不全を惹起することが知られているが、現時点ではTLR4シグナルを直接抑制する敗血症治療薬の開発には至っていない。 申請者はこれまでに、糖化産物であるジヒドロピラジン(DHP)が、TLR4シグナルの活性化を抑制し、抗炎症効果を示すことを明らかにしている。本研究ではこの知見を発展させ、DHPがTLR4シグナルを抑制する分子機構を解明することで、その臨床への適用に必要な基盤を構築する。
|