研究課題
若手研究
医薬品の安全性について検討する際、一般的に、自発報告から見出されたリスクの仮説について、レセプトデータベースやレジストリ等のデータソースを用いた、よりエビデンスの質が高い検討によって検証する体制が構築されている。しかし、周産期領域において、そうした段階的な検討はほとんど行われていない。そこで、有害事象自発報告データベースを用いたシグナル検出から得られたシグナルに関して、レセプトデータベースを用いて検証を行う。それらを通して、妊婦における医薬品の安全性に関する質の高いエビデンス創成を効果的に実施するための方法論を確立し、妊婦における医薬品の安全性評価を推進する。