研究課題
若手研究
多発性硬化症は中枢ミエリンが脱髄することにより、神経麻痺がみられる難治性疾患である。現在、多発性硬化症の治療には免疫抑制剤が使用されているが、徐々に病態が進行するため、脱髄予防や再ミエリン化を促進させる治療法開発が望まれている。本研究では、新たに同定したmTORシグナルの活性化剤を用いて、脱髄性疾患に対する治療効果を検証するとともに詳細な作用機序の解明を目指す。