研究課題/領域番号 |
23K14522
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49050:細菌学関連
|
研究機関 | 酪農学園大学 |
研究代表者 |
山口 智之 酪農学園大学, 獣医学群, 助教 (60814928)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 結核菌 / チミジル酸合成酵素 / メチオニンアデノシル転移酵素 / 結核 / BCG |
研究開始時の研究の概要 |
チミジル酸やS-アデノシルメチオニンは結核菌の生育に必須であると考えられているが、これらを合成する酵素の中には、酵素そのものが必須であるかについての結論が定まっておらず、新規抗菌薬開発における標的候補として適当であるかを判断するための基礎的な情報が不足しているものがある。本研究では、チミジル酸合成酵素やメチオニンアデノシル転移酵素の遺伝子欠損の可能性について解析するとともに、酵素遺伝子の欠損・発現抑制・発現増強が結核菌に及ぼす影響を明らかにする。
|
研究実績の概要 |
チミジル酸やS-アデノシルメチオニンは結核菌の生育に必須であると考えられているが、これらを合成する酵素の中には、酵素そのものが必須であるかについての結論が定まっておらず、新規抗菌薬開発における標的候補として適当であるかを判断するための基礎的な情報が不足しているものがある。本研究では、チミジル酸合成酵素やメチオニンアデノシル転移酵素の遺伝子欠損の可能性について解析するとともに、酵素遺伝子の欠損・発現抑制・発現増強が結核菌に及ぼす影響を明らかにする。 本年度は、チミジル酸合成酵素遺伝子の欠損株における各種遺伝子発現の解析に着手した。今後はこの解析を継続し、チミジル酸合成酵素遺伝子の欠損を可能にする因子の特定および欠損株の性状解析を順次行う予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
異動に伴って所属機関が変わり、当初使用する予定であった機器などが利用できなくなった。新しい所属機関での研究環境の構築に大きく時間を取られている。
|
今後の研究の推進方策 |
引き続き研究環境の整備を続けるとともに、前所属機関でも研究活動が行えるよう手続きを行う。現所属機関で実施が可能な部分と前所属機関で行う必要のある部分を切り分けながら、当初計画通りに研究を推進できるよう努める。
|