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KRAS遺伝子変異肺癌における糖代謝を標的とした癌免疫療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K14559
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

才田 優  新潟大学, 医歯学総合病院, 専任助教 (90908930)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード解糖系 / KRAS / 代謝
研究開始時の研究の概要

癌治療は近年の免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬の出現に代表されるようにめざましい進歩をとげた。しかし、PD-1抗体の奏効率は癌患者全体でみると20%程度にとどまっており、これらと併用することにより治療成績が向上する薬剤が探索されている。また、KRAS阻害薬のような創薬困難とされていた分子標的薬の開発も実現したものの、奏効率はまだ十分とはいえない。本研究では、癌の代謝に着目し 、KRAS遺伝子変異肺癌において糖代謝経路がメタボリックチェックポイントとして新たな治療標的となる可能性を調査する。

研究実績の概要

本研究はKRAS陽性肺腺癌の代謝様式およびそれが腫瘍免疫に与える影響を解明し、メタボリックチェックポイントとして新たな癌治療のターゲットとなる可能性を探ることを目的としている。
KRAS陽性のヒト肺癌セルラインを複数用いて、Western blotとフラックスアナライザーで解糖系を主体とした代謝様式の比較を行った。KRAS G12Cのセルラインでは、KRAS non G12Cと比較し解糖系への依存度が高い可能性が示唆された。今後は解糖系以外の代謝経路の特徴も探っていく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の実験計画に沿って進行している。

今後の研究の推進方策

今後はin vitroで解糖系以外の代謝様式のassayを進めるとともに、KRAS肺癌マウスを用いて同様に代謝様式の解明を図っていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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