研究課題
若手研究
腎臓や脂肪に出現した少数の老化細胞が、遠隔臓器において動脈硬化や腎障害を促進するか否かを明らかにする。この目的のために、in vitroで老化を誘導した①マウス間葉系幹細胞、②遺伝性早老症ウェルナー症候群の皮下脂肪組織由来間葉系幹細胞、③早老症遺伝子Progerinの過剰発現マウスを用いて脂肪ないし腎臓に老化を誘導し、これにより動脈硬化や糖尿病性腎臓病が増悪するか否かを検討する。加えて、移植細胞を含む臓器の遺伝子発現解析や、in vitroの解析により、そのメカニズムを解明する。