研究課題/領域番号 |
23K14710
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山本 舜悟 大阪大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座准教授 (30812804)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | かぜ診療 / COVID-19 / 抗菌薬適正使用 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,外来診療における抗菌薬適正使用を推進するために,「かぜ診療ブラッシュアップコース」をCOVID-19向けにアップデートし,有効性を検証することを目的とする。 かぜ診療における抗菌薬適正使用の推進について,本教育コースの有効性を科学的に明らかにし,社会へ普及することができれば,不適切な抗菌薬使用の減少,ひいては薬剤耐性菌の減少につながることが期待できる。
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研究実績の概要 |
薬剤耐性菌は国際的な問題になっており,特に外来診療での抗菌薬適正使用の推進が重要である。申請者は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行前に気道感染症診療の質の向上を目的にした実践的な教育コースである「かぜ診療ブラッシュアップコース」を開発した。COVID-19パンデミックを経験し,COVID-19を含めたかぜ診療における抗菌薬適正使用の再構築が急務である。 本研究の目的は外来診療における抗菌薬適正使用を推進するために,「かぜ診療ブラッシュアップコース」をCOVID-19向けにアップデートし,有効性を検証することである。 2023年度中にCOVID-19向けにコースをアップデートし,パイロットコースを実施することを予定していたが,COVID-19の診療実態は,行政的な支援体制や,変異株の流行状況,ワクチン接種状況により変動が激しく,安定したアップデートを行うことが難しく,当初の計画よりも進捗が遅れている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2023年度中にCOVID-19向けにコースをアップデートし,パイロットコースを実施することを予定していたが,COVID-19の診療実態は,変異株の流行状況やワクチン接種状況により変動が激しく,安定したアップデートを行うことが難しく,当初の計画よりも進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2024年に入り,各種抗ウイルス薬についてもリアルワールドデータが出そろってきた。2023年度中に行う予定だった,コースのアップデートとパイロットコースの開催を2024年度中に行う予定である。
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