研究課題
若手研究
我々はSELDI-TOF-MS (表面増強レーザー脱離イオン化-飛行時間型質量分析計)を用いた血中ペプチドのスクリーニングによって、頸動脈狭窄症(carotid artery stenosis; CAS)の存在と高度に相関するペプチド水和物を見出し、その産生カスケード活性を示す評価指標 (X)を世界に先駆けて考案した。本研究では、CASの存在やX値の増加に関連するトランスクリプトームやDNAメチル化マーカーを探索する。さらに、動脈硬化症治療におけるdrug target候補の探索につなげる。