研究課題
若手研究
アルツハイマー病(AD)では、てんかん様興奮波が記録され、ADの新しい病因として注目を浴びている。我々は、早期発症型AD患者由来iPS細胞から分化させた神経細胞で、異常Ca2+波を観察した。しかし、異常Ca2+波が神経障害を引き起こすメカニズムは不明である。そこで、異常Ca2+波が、神経細胞代謝に及ぼす影響を調査する事とした。本研究は、ADに於いて、異常アミロイドやタウ蛋白蓄積より早期に発生する神経障害のメカニズムを解明しようという試みである