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レジスチンSNPを標的としたサルコペニア肥満進展の分子メカニズムの統合的解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K14738
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

池田 陽介  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (60866698)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードレジスチン / ハプロタイプ / サルコペニア肥満 / インスリン抵抗性 / 糖尿病 / サルコペニア
研究開始時の研究の概要

サルコペニア肥満は、心血管疾患や死亡リスクが高く、遺伝子や環境要因との関連性は不明であった。申請者らは、レジスチン遺伝子の一塩基多型がサルコペニア肥満と関連していることを発見した。この研究では、糖尿病患者/正常者での症例対照研究、一般住民での前向き遺伝疫学研究、機能解析・in vitro解析を行い、サルコペニア肥満進展モデルの早期抽出アルゴリズムを開発する。これにより、レジスチンSNPを標的としたサルコペニア肥満・インスリン抵抗性疾患予防の高精度医療を確立する。

研究実績の概要

サルコペニア(虚弱体質)と肥満を併せ持つサルコペニア肥満はインスリン抵抗性と慢性炎症を病態基盤とし、心血管病や死亡のリスクが高い。しかし、関連する遺伝子や環境因子との相互作用は分かっていない。申請者らは、インスリン抵抗性関連遺伝子レジスチンの一塩基多型(SNP)がサルコペニア肥満と関連することを見出した。その分子メカニズム解明には、発現部位である単球サブタイプ、標的遺伝子群、アミノ酸・代謝産物等の同定と経年変化による影響を評価する必要がある。本研究では糖尿病患者/正常者での患者対照研究、一般住民での前向き遺伝疫学研究、機能解析・in vitro解析を統合し、サルコペニア肥満進展モデルの早期抽出アルゴリズムを開発する。こうして、レジスチンSNPを標的としたサルコペニア肥満・インスリン抵抗性疾患予防の高精度医療を確立する。
「目的1. レジスチンハプロタイプと相互作用し、サルコペニア肥満に関連する単球サブタイプ、標的遺伝子群、アミノ酸・代謝産物を同定する」ではG-Aハプロタイプ毎の単球サブタイプ分布を元に遺伝子レベル・蛋白レベルでの解析を行う。
「目的2. レジスチンハプロタイプと標的遺伝子・分子群の相互作用および経時的変化がサルコペニア肥満進展に及ぼす影響を明らかにする」では、一般住民のコホートデータをもとに遺伝子・環境因子相互作用を解析する。
「目的3. サルコペニア肥満進展群の早期抽出アルゴリズムを開発する」では機械学習によるアルゴリズムを解析する。
2023年度は目的1についての解析を進め、G-Aハプロタイプで発現変化を認める分子を同定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

申請書通りの時間計画で解析を遂行できているから。

今後の研究の推進方策

引き続き申請書通りの時間計画で解析を進めていく。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] レジスチンSNPハプロタイプとダイナペニア肥満予備群は インスリン抵抗性と関連する2023

    • 著者名/発表者名
      池田陽介、川村良一、田原康玄、丸山広達、緒方克俊、高門美沙季、羽立登志美、高田康徳、斉藤功、大澤春彦
    • 学会等名
      日本糖尿病学会中国四国地方会第61回総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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