研究課題
若手研究
これまでに申請者らは多発性硬化症患者の脳脊髄液を用いたエクソソームの網羅的プロテオーム解析を行い,エクソソームに含まれるGalectin-9の量と年間の総合障害度の変化が強く相関することを見出した.本研究では,ELISAを用いた脳脊髄液中のGalectin-9の総量とエクソソーム中のGalectin-9を測定する方法を確立し,前向き研究にてその有効性を確認することにより, Galectin-9が多発性硬化症の進行を予測する因子として有用か明らかにする.