研究課題
若手研究
フレイルの主要な定義であるCardiovascular Health Study (CHS)基準は項目数も少なく簡便であることから、世界中で広く用いられている。一方で各項目の評価基準は研究ごとに設定されることが多く、特に体重減少においてバラツキが多いことが明らかとされている。そこで本研究は臨床検査医学における測定値変動性の理論を応用した新たな推定法を用い、体重の有意な変化量を測定値レベル別に推定することを目的とする。また、BMIの高低、性別及び年齢による違いを検討し、診断基準の統一に資するエビデンスの構築を目指す。