研究課題
若手研究
脳はネットワークの構造がその機能や神経疾患などの病態に関与していることが知られており、ネットワークの異常の面からの病態解明や治療介入アプローチが注目されている。てんかんを有する脳でのネットワーク異常についての知見は近年報告されているが、不明な点も多い。本研究では電気生理学的手法とイメージング技術を組み合わせて、それら結合性解析の共通点、差異を明らかにすると共に、総合的なネットワーク解析によりてんかんネットワークの特徴を解明し、ネットワーク異常を有する領域を考慮した外科的治療の評価、治療介入方法を確立する。