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修正型電気けいれん療法が統合失調症の脳血流と脳由来神経栄養因に及ぼす影響について

研究課題

研究課題/領域番号 23K14828
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関久留米大学

研究代表者

佐藤 守  久留米大学, 付置研究所, 講師 (60529478)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード統合失調症 / 近赤外線スペクトロスコピー(NIRS) / 電気痙攣療法(ECT)
研究開始時の研究の概要

急性期SCの脳機能を評価する脳画像研究には様々な方法があるが、不安、緊張の強い急性期の患者にとり、長時間安静を必要とするMRIやPET等の検査は、強いストレスを与える可能性が高い。一方NIRSはより簡便で非侵襲的に大脳皮質領域における脳血流変化を捉えることができる機能的ニューロイメージング技術である。その特徴は、空間分解能はMRIやPETに劣るが、高い時間分解能と、より自然な状態での脳機能評価を可能にする測定時の自由度の高さにより、他の脳画像撮像法と比較し急性期SCにおける脳評価に適していると考えられる。ECTがもたらす脳への影響や統合失調症の脳機能が本研究を通じて明らかになることを期待する。

研究実績の概要

急性期SCの脳機能を評価する脳画像研究には様々な方法があるが、不安、緊張の強い急性期の患者にとり、長時間安静を必要とするMRIやPET等の検査は、強いストレスを与える可能性が高い。一方NIRSはより簡便で非侵襲的に大脳皮質領域における脳血流変化を捉えることができる機能的ニューロイメージング技術である。その特徴は、空間分解能はMRIやPETに劣るが、高い時間分解能と、より自然な状態での脳機能評価を可能にする測定時の自由度の高さにより、他の脳画像撮像法と比較し急性期SCにおける脳評価に適していると考えられる。ECTがもたらす脳への影響や統合失調症の脳機能が本研究を通じて明らかになることを期待する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

購入を希望しているNIRSの部品各種が価格の高騰などにより購入時期が遅れてしまった。これにより思ったようにデータの収集が進まなかったため、さらに被験者の収集が思うようにいかなかったこともあり、現段階では研究の進捗状況としては若干遅れているが、今後ペースを上げることにより遅れは取り戻せるものと考える。

今後の研究の推進方策

測定環境を十分に整えた上で、被験者である患者のデータの収集に務める。
NIRSの測定ポイントを減らしたホルダーを用いることにより、測定時間やデータ解析にかかる時間をコンパクトにして、よりスムーズに研究遂行が進むものと考える。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] ポケット嗅覚識別テストを用いた外来高齢者の3年間の経過.2023

    • 著者名/発表者名
      佐藤 守,森田喜一郎,山下裕之,児玉英也,吉本幸治,小路純央
    • 学会等名
      第119回日本精神神経学会学術総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] ものわすれ予防検診における単一「しりとり」課題施行中の脳酸素化ヘモグロビンの変動:嗅覚障害との検討.2023

    • 著者名/発表者名
      児玉英也,森田喜一郎,吉村絵美,佐藤 守,山下裕之,吉本幸治,小路純央
    • 学会等名
      第119回日本精神神経学会学術総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 統合失調症者、妄想性障害者の嗅覚識別テストと頭部MRI検査の検討.2023

    • 著者名/発表者名
      吉村絵美, 森田喜一郎, 児玉英也, 佐藤 守,山下裕之,吉本幸治,小路純央
    • 学会等名
      第119回日本精神神経学会学術総会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 高齢者に対する日本版ポケット嗅覚識別テスト(UPSIT-J)の4年間の結果.2023

    • 著者名/発表者名
      大川順司,佐藤 守,森田喜一郎,児玉英也,吉本幸治,小路純央
    • 学会等名
      第42回日本認知症学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 高齢者に対する日本版ポケット嗅覚識別テスト(UPSIT-J)の4年間の結果.2023

    • 著者名/発表者名
      児玉英也,森田喜一郎,吉村絵美,音琴佐和子,佐藤 守,山下裕之,吉本幸治,小路純央
    • 学会等名
      第42回日本認知症学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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