研究課題
若手研究
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの発生は、放射線治療期間中の発症と隔離による照射休止が患者の転帰直結する。これに対して本来の治療にさらなる線量増加をはかることことの妥当性・安全性を臨床・基礎の両面から検討する。今回は症例の多い前立腺癌を対象疾患とする。臨床的なアプローチとしては前立腺癌の根治症例における照射休止例やその対処方法について実態調査を行い急性期有害事象などの検討を行う。また基礎実験としてはヒト由来前立腺癌担癌マウスモデルを作製して照射の休止と線量増加による治療効果、有害事象の変化を検討し、解決手段としての妥当性を探る。