研究課題
若手研究
片頭痛症例の脳内水循環代謝動態を、MRIによる可視化法および定量化法を用いて捉え、その異常が、1)カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)関連抗体薬の効果判定要素となりうるか、2)脳内白質病変と関連するか、3)高次脳機能および心理状態と関連するか、について明らかにし、片頭痛発症時に生ずる脳内水代謝異常の慢性化が、片頭痛の慢性化に強く関与し、CGRP関連抗体薬の治療効果や神経心理機能の低下を招く可能性について検証する。