研究課題/領域番号 |
23K14851
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
田島 祐 東京医科大学, 医学部, 兼任助教 (70646489)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | イーサリアム / 医療画像情報 / ブロックチェーン技術 / スマートコントラクト / 分散型自律組織 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、ブロックチェーン技術およびそれらの元で自動契約、自動実行させるスマートコントラクト技術を用い、個人の患者画像取得情報の履歴を管理し、いつどこでも正確かつセキュアな状 態で利用可能とする環境を開発する。また、院外のオンラインから安全に各施設内のDICOMサーバにアクセスし特定の患者画像をスマートコントラクトを用いて自動的に取引し取得する環境を開発する。その施行過程や結果によって、技術的な問題点を明らかにし、さらには法的な問題点を明らかにしつつ、方法論の一つとしてストックすることを目的とする。
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研究実績の概要 |
DICOM通信プログラムの選定をしつつDICOM通信規格の学習中である。OsiriXなどのDICOM通信プログラム環境下にて、DICOMサーバ、クライアント環境を通信をローカルおよび自身のアマゾンウェブサービス上に作成した。アマゾンウェブサービスではMacOSが使用できないため、Windowsで使用できるDICOMサーバを作成たが使用上の制限が多くソフトの選定中である。アマゾンウェブサービス上で個人情報を扱うには外部ネット環境から自由にアクセスできないようにVPN環境を構築した。ただし現状は固定IPアドレスを指定しているため、今後は認証とSSL搭載の簡易的な接続方式(Chrome リモートデスクトップなど)に変更できるか予定している。自身のDICOMとDICOMヘッダーより個人情報を消したデータを使用して、上記環境下でDICOM通信が可能か検証し実行した。 イーサリアム による スマートコントラクト プロトコルの学習および作成中である。 当初、外部委託により杉並区マートコントラクト プログラムを作成する予定だったが、信頼できる委託先が見つからず、自身で開発することとした。具体的にはhttps://ethereum.org/ja/ 上でのチュートリアルや各種出版書籍を参照しつつ、プロトコルの理解とsolidity言語の学習を行なっている。現状ではチュートリアル上のプログラムを作成するのみで、自身での開発には至っていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
非常勤になり研究時間が減少している。
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今後の研究の推進方策 |
機器購入後、仮ネットワークの作成をし、イーサリアムネットワークを作成する。
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