研究課題
若手研究
致死性不整脈である心室頻拍に対する新たな治療方法として、X線定位放射線治療による放射線アブレーションの臨床試験が行われ始め良好な結果が報告されてきているが、周囲正常組織への有害事象の報告も出てきている。より線量集中性よく、治療効果を高めつつ有害事象を減らした放射線アブレーションには粒子線を用いた治療が望ましいと考えた。本研究では山形大学の病院併設重粒子線センターの利点を生かし、循環器内科協力体制のもと、重粒子線アブレーションを臨床応用していくための至適線量の探索、検査方法・照射技術の確立を行う。