研究課題
若手研究
本研究は、今までほとんど研究されていなかった末梢血管内治療に従事する医療従事者の正確な水晶体被ばくの解明と、被ばく管理・防護の見直しを目的とする。国際放射線防護委員会(ICRP)が推奨する3mm線量当量が測定できる新型水晶体線量計と従来の個人線量計を用いて、末梢血管内治療における医療従事者の水晶体被ばくを多角的に評価し、被ばく線量管理の見直しを図る。また、新型リアルタイム線量計やウェアラブルカメラ、360度ビデオカメラといった最新機器を利用し、被ばく状況の把握と放射線防護方法を再検討・再構築を行う。最終的に、末梢血管内治療に最適な放射線防護具の試作開発を目指す。