研究課題
若手研究
本研究では小児の牛乳アレルギーの重症化予測に有用なバイオマーカーの確立と耐性誘導方法の開発を目的とした探索型臨床研究を行う。患者の牛乳特異的T細胞の機能解析、血清プロテオーム解析、血中ビタミンD濃度の測定を行い、臨床経過との関連を解析することで予後予測が可能な低侵襲かつ特異度の高い検査法の開発を目的としている。さらに、優れた早期介入方法としてのビタミンD摂取と牛乳少量摂取を組み合わせた新規経口免疫療法の臨床応用を目指している。