研究課題
若手研究
乳児型ポンペ病は、1日でも早い治療開始が求められる先天代謝異常症である。早期診断を目的に、乾燥ろ紙血(DBS)を用いた酵素活性測定法による新生児スクリーニングが行われている。しかし、乳児型ポンぺ病発症に関わらない特定の遺伝子variantの存在が偽陽性率を高め、早期診断の妨げとなっている。本研究では、定量PCRでそれらの特定の遺伝子variantを検出する乳児型ポンペ病のリスク評価システムを構築し、スクリーニング陽性者の中から乳児型ポンペ病の高リスク者を絞り込みむことで、さらなる早期診断を目的とする。