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AMeD症候群に対する遺伝子治療の開発に向けた基礎的検討

研究課題

研究課題/領域番号 23K14959
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

濱田 太立  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (60845171)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードAMeD症候群 / ホルムアルデヒド / 遺伝子治療
研究開始時の研究の概要

ヒトの主要なホルムアルデヒド代謝酵素であるADH5とALDH2の同時欠損により発症するAMeD症候群は予後不良な難治性疾患であるが、以前として病態解明は不十分であり、本疾患に対する根治療法は存在しない。本研究では、一部の組織へのFA代謝酵素の遺伝子導入が、体内の全組織におけるFA毒性の軽減に寄与するかを検討することを目的として、ホルムアルデヒド代謝酵素が欠損した細胞と正常な細胞が混在するキメラマウスの樹立・解析と、疾患モデルマウスに対するAdh5の遺伝子導入を行う。本研究は、AMeD症候群の病態解明及び治療法開発の基盤となることが期待される。

研究実績の概要

当該年度は、モデルマウスの作製とホルムアルデヒド測定系の開発を行った。Aldh2ノックアウトマウス(B6.129P2-Aldh2&lt<tm1Kaw>)の準備と並行して、CRISPR/Cas9システムを用いた胚操作によりAdh5ノックアウトマウスを作成した。また、生体試料中のホルムアルデヒドを安定した化合物に誘導体化し、高速液体クロマトグラフィーを用いて分離・検出する方法を開発し、これにより生体試料中のホルムアルデヒドを高感度に定量できた(定量下限0.5 micromolar)。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ホルムアルデヒド測定系の開発は予定通り進んでいる。キメラマウスの作製はやや遅れているが、概ね計画通りに進んでいる。

今後の研究の推進方策

Adh5-/-Aldh2-/-キメラマウスを作成し、マウスの表現型、予後の評価、各臓器におけるAdh5-/-Aldh2-/-細胞の組織学的評価を実施する。引き続いて、遺伝子導入のためのトランスファーベクターを作成する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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