研究課題
若手研究
2021年に潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis; UC)の腸管上皮細胞におけるSchlafen11(SLFN11)発現が報告されたが、実臨床におけるSLFN11発現の意義に関する報告はない。研究代表者らの予備研究では内視鏡的重症度を反映してSLFN11が可逆的に増減することが示唆された。本研究では、腸管上皮のSLFN11発現に影響を与えるサイトカイン並びに細胞内伝達経路を解析することにより、SLFN11の発現を制御する治療法を既存治療より抽出する並びに新規治療標的を探索する。